パッケージ(その3)
2016/10/17日 11:23
一般に知られている有名なパッケージとは別に、カスタマイズを前提としたパッケージがあります。
多くは、基本的な部分だけを作成し、構成そのものをシンプルな作りにしているか、どこかのお客様で作成したシステムをパッケージとして流用しているかです。
前者は、販売管理などに多く、後者は、特殊な業界のものが多いです。
いずれも、カスタマイズをしないと、そのままでは使用できないものが殆どです。
もちんろん、カスタマイズの内容によっては、オーダーで作成するよりもコストがかかる場合があります。
あと、ERPというのもがありますが、これは平たくいえば、統合パッケージで(生産・販売・物流・会計・在庫管理)などを一元化したものです。もちろん、個別に導入も可能です。
しかし、結構高価なので、大規模や中小企業の上位に位置する会社様には良いですが、小さな会社様には、あまりお勧めできません。
このように、一口にパッケージといってもいろんな形態や種類があり、昔のように安いのが売りというものでもなくなってきています。
これから導入を考えておられる企業様は、(パッケージ=安価)という概念を頭から取り払って、なにが自社にとって最適なのかを考慮してください。
我慢して使うようなシステムの導入を少しでもなくして頂けるようになればと願います。