Accessについて(その2)
2016/11/04日 12:39
前回に続いて、Accessのお話しです。
なぜ、AccessでもVBと同等の(とまではいいませんが、近い)ことができるのか?
前回、データという概念を理解できれば、クエリーとマクロという機能を使って、簡単に入出力が作成できると述べましたが、そのやり方では、あくまでも簡易言語としての役割しか果たせず、痒いところには手が届きません。
AccessをVBライクに仕上げるには、クエリーやマクロを使わず、VBAというプログラミング言語を使用することです。
これにより、入力画面や出力帳票の細かい制御ができ、ExccelやOutLookといったツールとの連動も思いのままできます。
また、SQL SERVERやOlacle,My SQLなどのデータも取り扱えます。
いわば、VBで作成しているのとほぼ変わりません。
違いは、複数のクライアントで使用する場合、VBは実行形式のプログラムをサーバーに置いておいて、そこからショートカットを貼り使用しますが、Accessの場合は、使用するクライアントにAccessをインストールし、それぞれのクライアントにプログラムを置くという点です。
Accessでも、実行形式の形に作れるツールがあり、VBと同じような使い方もできますが、結構不具合があり、今ひとつ信用できません。
それと、ごく稀に、Access自体が壊れることもあります。
この辺が、Accessの弱点でしょうか。
とはいえ、開発コストは格段に違いますので、数台で使用するのなら、下記の点さえしっかりしておけば、Accessでも問題なにのではないでしょうか!
・データのバックアップを毎日取る(これは、VBやjavaでも同じですね)
・プログラムのバックアップを取っておき、壊れた時には、そのバックアップから置き換える。
もうひとつ、データの取り扱いで違う点がありますが、それは次回で延べます。
今日もブログを読んで下さり、ありがとうございます。